イトノパースについて

イトノパースとはなんでしょう
イトノパースとはなんでしょう

イトノパースとはなんでしょう

 

"イトノパース" とは、糸で編んだパース ( Purse / 女性用の小さなバッグ、物入れ) という意味の造語です。

布で仕立てられたがま口バッグと区別するために、"イトノパース" (糸のパース) という名前をつけました。

 

イトノパースは、"ビーズ編み" という手芸法で作っています。ビーズ編みは、編み糸にビーズを通してから編み上げる手法です。

編む前に必要分のビーズを編み糸に通しておくという地道な作業で、ビーズに彩られた美しい編み地が出来上がります。

イトノパースに入っているビーズ量は、約 2,000粒 ~ 3,500粒。小さいイトノパースでは 約 800粒。

  • ビーズ : ガラス
  • 編み糸 : 綿100%
  • 裏地 : リネン100%
  • 口金 : 金属製
  • 縫い糸 : ポリエステル
  • テグス : ナイロン
"ビーズ編み" という手芸法で作っています
"ビーズ編み" という手芸法で作っています

図案には、すべて表題が付いています

既存の形を土台に、ビーズの並びや模様編みの入れ方を考え、図案に名前を付けています。

詳しくは、『イトノパースの図案の表題』をご覧ください。

 


この小さなバッグの中にたくさんのデザイナーや技術者がいるのが見えますか?

 

『素材』の文字で表されることが多いビーズや糸、口金、裏地の生地にもデザイナーがいて、形にした技術者がいます。

デザイナーと技術者がそれぞれの知識を確かめ合って、ビーズ・糸・口金・生地など、一つ一つの材料が作られています。

その中にある言葉のないデザイナーの意図を汲み取り、それらを組み合わせて、小さなバッグを作りました。

次はあなたが、このイトノパースと共に過ごす時間を作る番です。

 

修理が出来るように仕立てられています

 

長く使っていただくために、修理が出来るように仕立てています。

ガラスビーズが欠けたら、後から補えるように、口金を取り、金属パーツを外し、裏地と編み地に分解できる仕組みになっています。

修理には "作品の通し番号" か、付属の『修繕用のビーズと糸』が必要です。

付属の『イトノパース取り扱いカード』と、『修繕用のビーズと糸』を大切にしまっておいてください。

 

【右図】 付属の『修繕用のビーズと糸』(左) と、『イトノパース取り扱いカード』(右) 


修理が出来るように仕立てられています
修理が出来るように仕立てられています

「壊れたら修理すればいい。それで価値が下がるもんじゃないんだ。」

 

三谷幸喜監督の映画『みんなのいえ』に、事故で壊れてしまった貴重な古い家具を直す場面があります。

事故の衝撃でバラバラになったそのイギリスのアンティーク家具を前に、若い家具デザイナーが知識を、昔気質の大工が知恵と技術を出し合い、すったもんだの末に完成させます。

デザイン様式をよく学び、古い家具について熟知している若い家具デザイナーは、不十分な設備下で、出来る限りの可能性を見つけ出し、大工という技術者と共にどうにか元の形に組み上げます。

 

壊れてしまった家具に手を加えながら組み直す事が、アンティークという価値を落とす事になるのではないかと心配する助人に対して

「壊れたら修理すればいい。それで価値が下がるもんじゃないんだ。」と返答します。

 

人の手を渡り、大切に使われてきたその家具は、古いから価値があるのではなく、美しさや使い勝手のよさに人々は惹かれるから価値があるのだと信じているのです。

 

私たちにとても身近な洋服やアクセサリー、靴や帽子、そしてバッグにも、それはあると思っています。

 

定期的な虫干しを

 

長期に渡って収納する時は、付属の収納袋に入れて保管してください。

中に紙をまるめて入れると、変形を防ぐことが出来ますので、紙の詰め物を捨てずにとっておくことをおすすめします。

 

収納場所は暗く湿気の少ない場所が良いです。

直射日光があたる場所、高温になる場所、湿気の多い場所、小さいお子様の手が届いてしまう場所での保存はいけません。

 

また、定期的に虫干しをしてください。よく晴れた湿気のないさわやかな日に、収納袋から出し、陰干しをして風に当て、汚れやほつれがないか確認することにより、長く美しく保つことが出来ます。

 

付属の収納袋
付属の収納袋

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