編み模様 05
動植物から連想する連続文様/玉編みと2粒の連続模様
(どうしょくぶつ から れんそう する れんぞく もんよう / たまあみ と ふたつぶ の れんぞく
もよう)
2019年1月に作成。
冬になり玉編みの密集という良案を得て描いた編み図の一つ。最初のうちは、あまり手を加えない英国の庭のように、植物が自然と絡まる様子を想像して編み図を描きましたが、編み出されてきたものは、伊藤若冲の描く鳥の羽のように整然と並び、とても抽象的で、うまく表すタイトルが付けられず、そのまま「動植物」としました。
玉編みが密集していますが、少し隙間を開けたことで、凹凸 (おうとつ) の陰影があります。暗い色合いの編み糸を使うと、この陰影が生かされます。
模様が編み進める方向へ傾きますが、この傾きも含めて美しい編み模様になっているので、捻れ (傾き) の修正は施しません。そのため、楕円底は不向き。
段変わり部分は不整合ですが、目立ちません。
(円底) 模様編み / 不整合
(球形) 模様編み / 不整合
00035 - 球形
00030 - 小さいイトノパース (円底)